アリス・ベイリーの秘教について

神による創造や宇宙の森羅万象を探求する内容

アリス・ベイリーは69歳のときにニューヨークの病院で亡くなりました。第二次世界大戦後間もない1949年のことです。そして、アリス・ベイリーはアメリカに渡ってから、亡くなるまでの間に、神による創造や森羅万象について探求し、アリス・ベイリーの秘教という形で発表しました。

アリス・ベイリーの秘教は、日本ではそれほど広く知られているものではありません。しかし、世界的に見ると、その評価は非常に高く、アリス・ベイリーの秘教を読み解こうとする人は多いです。日本語に翻訳された秘教も既に大部分出ています。

ただし、アリス・ベイリーに秘教は読んでみようとして、簡単に読み解けるものではありません。内容が非常に難解で、神智学についてかなり深く学んだ人でないと理解するのは難しいでしょう。途中で挫折してしまう人も多いです。そのため、アリス・ベイリーに秘教を読み解くための支援をするエソテリック・サイエンス・スクールも設立されています。

24冊の著作がある

アリス・ベイリーが秘教として残した著作は全部で24冊あります。上下巻に分かれているものもありますが、「秘教治療」や「秘教占星学」、「秘教瞑想に関する手紙」など内容別に分かれており、どれも一般的な新書と同じくらいの厚さです。

この24冊の著作は1作品だけで完結する内容ではなく、相互に関係する内容になっています。そのため、24冊全部でひとつの作品と捉えていいでしょう。もし、アリス・ベイリーの秘教について理解したいのであれば、24冊全部を読むのが望ましいです。

そして、全部読んでみることで。神による創造に関することや宇宙の森羅万象に関することなどが矛盾なく述べられていることに気づくでしょう。科学などの分野と比べてみても、大きく矛盾する点はありません。そのため、難解な内容ではあるものの、これまでスピリチュアルなどにあまり興味がなかった人でも、抵抗なく読めるでしょう。アリス・ベイリーの秘教について理解を深めることで、世界観が変わることもあるかもしれません。